キョンサンブク道ウルルン郡プク面チョンブ里

観音島（鬱陵島、独島国家地質公園）（관음도（울릉도, 독도 국가지질공원））

https://www.ulleung.go.kr/geo/kr/main.do
http://www.ulleung.go.kr/tour

観音島（クァヌムド）は総面積71,405平方メートル、高さ106メートル、周囲約800メートルで、竹島（チュクト／207,868平方メートル）、独島（トクト／187,554平方メートル）に続き3番目に大きい鬱陵島付属島です。現在は無人島ですが、2012年鬱陵島ソムモク地域と観音島の間を歩いて移動できる連島橋 が架かり観音島を徒歩で探訪できるようになりました。強風時は出入りが禁止されるため、事前に必ず鬱陵郡庁ホームページにて出入りが可能かどうかを確認する必要があります。
観音島はオオミズナギドリ（韓国語でカクセ／スムセ）が多いことからカクセ島とも呼ばれます。季節ごとに植生が豊かで生態探訪地としておすすめで、春はマルバグミの実、タブノキの新芽など、夏はハマボッスの花、ハマウツボの花など、秋はススキや葦、マルバグミの花や薄紫色の王海菊（シオン）、椿の花などが見られます。
観音島は粗面岩質溶岩が何度も噴出して形成され、島の表面は軽石で覆われています。観音島北側下部の海岸絶壁には高さ14メートルほどの２つの洞窟があり、これを観音双窟と呼んでいます。海食により粗面岩に発達した柱状節理と水平節理に沿って岩石が崩れ落ちて生成されました。以前は海賊の巣窟だったと伝えられ、洞窟の天井から落ちる水を飲めば長生きするという説があります。

出典：鬱陵島、独島地質公園